メルマガ:頑張っているのに(5月20日配信)
おはようございます!いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。入江 元太@入江感動経営研究所です。私たちは、意識せずに行動すると、他者に依存することがあります。「がんばってるんだから、認めてほしい」「がんばってるんだから、お前もがんばれ」このような責め心がある人を、誰が認めてくれるのでしょうか。がんばる人はいるのでしょうか。むしろ、相手から、「私だってがんばってるんだから、お前こそ私を認めろ」「私だってがんばってるんだから、お前こそもっとがんばれ」という、鏡の法則が発動するのがオチです。では、どうすればいいのか。責め心なく行動するための方法として、綿引の事例を披露します。ぜひ、ご覧ください(^^♪——————————–■ NEWS!▼6月9日(火)@東京・青山『日本を元気にする古事記のこころ』▼6月24日(水)@東京・青山『人を大切にする経営実践勉強会』⇒詳細・申し込みはこちらから!http://irie-kando.com/lecture/——————————–最近、「頑張っているのに、認めてくれない」という職員と、「頑張っているのは分かるけれど、 ここをこう直してほしい」と思う上司の方のすれ違いの声を伺います。私も、従業員の立場ですので(笑「頑張っているのに、なんで!?」と思った時もあります。(補足:今はほとんどありません^^)そして、上司の方々と打ち合わせをする機会も多いので、「一緒に働いている人のことを考えると、 やはり注意せざるを得ない」という気持ちも分かります。 「頑張っているのに」この言葉が出るときは、この「頑張り」の方向性が、本人と上司とでズレている時。本人は、頑張って、きちんと自分の責任を全うしている。と思っています。そんな時に効く「魔法の言葉」は、これではないか!?と思った言葉があります。その言葉は…「助かりました」です!!この言葉、すごく人間関係を良くする言葉だと思いました。「自分は頑張っている!!!」の雰囲気は、とっても近寄りがたいですね。逆に、「助けてくれてありがとう〜^^」の雰囲気は、進んで助けたくなってしまう。そして、助けた側も役に立つ喜びを感じることができます。頑張るから、人に認められる訳ではない。人に手伝ってもらい、「助けてくれてありがとう」と言うほうが、認められる場合もあるのではないかと、最近、気がつきました。「頑張っているのに、認めてくれない」と思っていたら、その頑張りをゆるめてみる。そして、その余裕を持って、周りを見てみると、人からしてくれていることが沢山ある。それを感じて、「助かりました。ありがとうございます」と言ってみたら、何か変わるかもしれないな、と思いました。また、「頑張っているのに」を言う部下がいる方、「頑張っていることは分かるよ。 だから、もう少し肩の力を抜いても大丈夫だよ」と言ってみてください。安心して、朗らかになるかもしれませんね。本日もお読みいただき、ありがとうございました。(綿引 志帆)———————————-■ 編集後期「認められるために、頑張る」小さいころはそれで良かったのだと思います。頑張れば、勉強は出来るようになる。練習すれば、スポーツも出来るようになる。けれども、仕事は、人と人。自分が頑張れば認められる。その、「自分が」の世界ではないところで、仕事は成り立っているのかもしれません。だれでも、自分がしたことは認めてほしい。「認められるために、 頑張るのを辞めて、感謝する」ということも、ありかもしれないと思いました。最後までお読みいただき、ありがとうございました!(綿引 志帆)